「フォローは知り合いのみ」という余計な配慮


Twitterとか、あと、Facebookもかな。

たまに見かけるんですよ。


「申し訳ないのですが、フォローは『知り合い』のみ限定です(><)」


それ、いるかな……。

つまりあれでしょ?

「フォローしてくれたのに私がフォローし返さない理由は、貴方が知り合いではないためですので、ご理解ください。すいませんが」、という一種の配慮なんだろう。

いや、いるかなそれ。

フォローしてくれた人をフォローし返す必要なんてないんですよ。フォローしたい人だけすればいいんですよ。

そんな気遣い、疲れないですか?

そんなとこで気をつかう必要なんてないっすよ。たぶん。

たとえばそれがね、「礼儀」というならば、わかる。ちょっとわかる。必要だよね、礼儀。

でも、たぶん、

「嫌われるのがイヤ」、あるいは「性格が悪いと思われるんじゃないか」という不安があるんじゃないか。

だから、相手を傷つけないために、“フォローは知り合いさんのみに限定しています(><)”とか事前に言っちゃってるんじゃないか。

だとするなら、「それ、ちょっと自意識過剰だよ」って。

「相手の気分を悪くさせたくない」っていう、それは優しさかもしれないけど、そこまでなんとも思っていないから。

「フォローし返してください」とか、そこまで強欲に思ってる人、そんなにいないから。

「なんだコイツ、フォローしたのにフォローバックしねぇのかよ」とか、思っていないですから、思っている以上に。

結局、これってつまり、

「私は相手(人間)のことを、いくらかわかっている」と思っているんですよ。

どういうことかって、徐々に説明するけど、

ボクもよくあるんですよ。

他人のことばかり意識してしまうこと。

でも、「自分が思っているほど、他人は自分のことを何とも思っていない」

自分が思っている以上に、他人は自分のことなんて見ていないんですよね。

つまり、ちょっと「自意識過剰」なんですよ。

まぁそれは誰しもよくあることだし、だれに迷惑かけてるって話でもないんだけど、

よくよく考えれば、けっこう問題があるよなぁって。

というのも、想像と事実がズレズレ。そのズレ幅がでかすぎると、よくわかんない結果になるぞ、と。




「相手のことを思いやる」といえば聞こえはいいけど、これ、実際ムズいことです。

というのも、

『思いやる』ってことは、相手の要望に応えるということであり(または、されて嫌なことを知っているということであり)、つまり、『相手のことをわかっていないとできないこと』だから。


よって、相手(人間)のことをわかっていないと、「思いやれない」んですね。

これ、ムズいでしょ。だから思いやることもムズいんです。ネット上なら尚の事。

相手のこと、どんだけわかっているか。

あんまりわかってもいないのに、「その人を思いやっている」んじゃないか、それはちと違うんじゃないか。

「相手のことを大してわかってもいないのに、思いやっている」、ということ。

それじゃあ「思いやれない」だろう。

問題の発端は、「相手のことをわかっていないのに『わかっている』と思っている」という思い込みにある。

「相手(人間)のことをわかっている」という本人の思い込みがあって、ゆえに、“フォローは知り合いさんのみに限定しています(><)”という言葉が出る、そして、それが配慮として成立するのだと思っている。

いや、ほんまにわかってるのか。相手のことわかっているのか。

もし何もわかっていないのに「相手をわかっている」と思い込んでいるなら、「自分の想像」と「相手の事実」にズレが生じる。それがはたして『思いやり』となるのか?一体、『思いやれる』のか?


「事実の想像」と「実際の事実」がある程度相似しているなら、その想像の結果は「自分と相手」にとって、許容される結果となるだろう。「思いやり」にもなりうるだろう。

が、私の想像と相手の事実が異なる、そのズレ幅がデカイと、私の思いと相手の結果が異なり、「思いやり」のはずが「余計な配慮」となってしまう。


「私の配慮は単なる想像であって、事実ではない」ということに、自分自身が気づけているか。

もし「事実そうだよ。事実そうだから」と強く思い込んでいるなら、その思いは、「思いやり」とはならない結果を生むのではないか。


***


“フォローは知り合いさんのみに限定しています(><)”って、相手(人間)のことをどこまで私はわかっているのか、わかってこの言葉を使っているのか。

「相手を想像することの難しさ」。

そんなに容易く相手を想像することなどできないだろう。

そんな、誇大解釈の話でした。


最後に云うのもあれですが、実は何ひとつ「問題」なんてない。

自意識過剰とか、想像と結果のズレとか、別に問題なんてない。

ただ、ちょっと思いついたから、高速でタイピングしてみた。申し訳ない。

これからは友達を作って、友達に話すことにするよ。

じゃあまた。