ポジティブ心理学:前向きな『独り言』を言っているか?

マーフィー100の成功法則 (知的生きかた文庫)

最近、俺、『独り言』が多いんですよ。

たとえば、部屋の中で一人、ぶつぶつと声をだしているんですよ。

はい、正解。独身男の悲劇です。大正解です。

孤独になれると、『独り言』が増えるんですね。ふふ。

といっても、必ずしも無意識に『独り言』を言ってるわけじゃないんですよ。

いちおうの理由があって、『独り言』を発してたりします。




ポジティブ心理学――『マーフィーの法則』



最近、ちょっと精神的にまいってしまって。

具体的には書きませんが、けっこうマズイ状況で。「なんでこんなことになってしまったんだろう」的なやつで、逃れられない物理的な重荷に悩まされてて。

で、落ち込んでたんですね。どうしたもんだろうか、って。

そんなときにね、積ん読になっていた『マーフィーの法則』を読んだんですよ。成功哲学の有名な本ですね。

そしたら、こんなことが書かれてた。

『ポジティブな言葉を日頃から使うようにしろ、そして、それを声に出せ』


これって、自己啓発本では、よくいわれることですよね。極めてオーソドックスなやつ。

ネガティブなことは考えず、前向きに、“必ずうまくいくのだ”と自己暗示をかける。さらに、それを“言葉にして発声”すれば、いっそう実現性が高まる。

(仕事の朝礼とかでもやるじゃないですか? “社訓を声に出す”とか。あれって、儀式化してしまって意味ない感じがするんですけど、それなりの効果を期待して行っているんですね。)

が、「ポジティブな言葉を声に出すことで成功する」――といったことを今回は書きたいわけじゃない。

「ポジティブな言葉を声に出す」のは、社会的に成功するため、そのためだけじゃない。




状況を打開するために、“ポジティブな言葉”を吐け



ポジティブな『独り言』の価値――それは社会的に成功するため、それだけではない。

絶望的状況を打開するために、それは必要なのだと思う。

成功とか、夢を叶えるためとか、そういうんじゃなくて、

目下、今現在の苦しい状況を打開するためである。

ポジティブな『独り言』、例えば――

「できる!」「私ならやれる!」「必ずうまくいく!」「心配するな!」「落ち着け!大丈夫!」「失敗を想像するな!成功を思い描け!」「少しずつでもいいから進む!」「簡単に諦めない!」「自分は恵まれている!」「信じろ!自分の才能を信じろ!」「失敗したけど、そのぶん自分は成長した!」「努力は裏切らない!」

といった言葉。

これ、やはり、完全な『独り言』です。

やたらとポジティブシンキングな人をみると、ちょっとウザかったり、バカっぽくみえたりする。

そのへんは、そっとしておきましょう。

今回、ボクが書きたいのは、そんなんじゃない。

“現在の絶望的な状況を打開していく”ために、ポジティブな言葉が重要である、
ということについて書きたい。

たとえば、多額の借金を背負っているとか。悩む、大いに悩む。泣いてしまいたい。

こういうとき、ネガティブな思考に縛られてしまうと、地道に返せば数年後に返済できるはずなのに、返済ができなくなってしまう。

逆に、ポジティブにプラスに考えられる人は、落ち込まずにすぐに行動にうつせたり、泣かずに笑顔で日常を過ごすことができる。

で、そういったプラスの方向へと自分を導いてくれるのが(現状を打開してくれるのが)、ポジティブな『独り言』なわけだ。


「大丈夫、自分なら大丈夫」「地道に返していけばいいんだ」「返済が終わったら、そのとき自分はどれだけ成長しているだろう」

こんなふうに、日頃からポジティブな『独り言』を口癖にすることで、メンタルを保ち、前向きに過ごすことができる。

ネガティブな思考にはまると、どんどん鬱っぽくなってきて、精神的にやられてしまう。

そうならないために、ポジティブな『独り言』を声に出してみる。繰り返し、何度も、声に出す。

『自分ならやれる、必ずこの壁を乗り越えられる』、と。


こういった自己暗示が、実現力を高める(と言われている)。



注意点:『人生』と『生命(いのち)』は違う



ただし、注意点、これだけは言っておきたい。


うつ状態になってきたら、独りでがんばりすぎるのはよくない。


ポジティブな『独り言』は、自滅を防ぎ、前向きにする。不可能に思えたことを可能にすることがある。

が、自分一人で踏ん張るにも、限界はある。

鬱になりやすい人は、何でもかんでも自分一人で抱え込みすぎてしまう傾向がある、と聞く。

自分一人で抱えすぎると、それに押しつぶされてしまうことがある。

本当にしんどくなったら、『人に頼れ。逃げろ。』、ボクはそう思う。

自分の可能性を信じることは大事だと思う。そしてそれが『人生』の醍醐味だと思う。

しかし、『人生』と『生命(いのち)』は違う。ここは、分けろ。

『人生』とは、意志と自由で道を切り開いていくことだと思う。壁を乗り越え、実現させていくことが楽しい。

他方、『生命(いのち)』は違う。「死にたくない」といっても、「死ぬ」。自分の意志ではどうすることもできない。

『人生』とは違って、『生命』に危険がある場合、自分一人でなんとかしようとしても、どうにもならないことがほとんどだ。

そういうときは、独りでがんばらずに、人に頼ったり、逃げてしまってもいいと思う。『生命』にまで食い込んでくる困難、そればかりは独りではどうにもならないんじゃないか?

ポジティブな『独り言』は、『人生』を切り開くために必要なのであって、『生命』を守るためのものではない。

注意点として、それだけはあげておきたい。


***

なんだか、自分で自分を鼓舞するような日記になってしまった…。

みっともないというか、はしたないというか。

まぁ、がんばりましょう!

以上、@ryotaismでした。