『リベラルアーツ』とは?――勉学とは違う視点で考えてみた


ボクみたいなボンクラが言うこっちゃないのは重々承知なんですけど、

知識というのは、偏っていてはいけないな、と。

さいきんね、池上彰さんのおとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
という本を読んで。

よかったんですよコレが。おもしろかったです。



“リベラルアーツ”
という言葉があって。

専門的な技術や資格が求められる一方で、幅広い知識、一般教養もちゃんと身につけておきましょう、つまり、『総合力』を養いましょう、ということ。

『かたよった知識じゃいかんぞ』、ということですね。

で、本書では具体的に、次の七科目をあげている。

  1. 「宗教」
  2. 「宇宙」
  3. 「人類の旅路」
  4. 「人間と病気」
  5. 「経済学」
  6. 「歴史」
  7. 「日本と日本人」

この七科目は、池上さんチョイスであって、他にも大事な科目は色々あると思う。例えば、『芸術』とか。(“リベラルアーツ”ってのは、けっこう昔からある考え方で、詳しくは【リベラル・アーツ - Wikipedia】を参照されたし)

いずれにせよ、いろいろなことを学んで、総合力を身につけたほうがいい、と。でないと、自分がもっている「専門性」を活かすことができないんじゃないか――コロコロと価値観や生活環境が変わる世の中だからこそ、全体を学び、普遍性を見つける必要がある。

んー…ところで。

そういうけどもさ、ボクみたいな庶民は、具体的に、日常生活の中で、どうしたらいいのだろうか?

考えたことを、チョット書いてみる。


いろいろな人と話す



“勉強”っつったって、本を読んだり、カリカリとノートにメモをとることだけが勉強じゃない。

『人と話す』ことでしか、学べないことはたくさんある。


自分がもっていない価値観を、他者がもっていることは往々にしてある。

そこには、『発見』や『感心』がある。

が、歳を重ねるにつれ、人間関係が固定されていく。

つまり、「同じ人とばかり話す」という事態に陥る。

ここで言う“同じ人”というのは、気が合う友達だけではなく、“同じ業界の人”も含まれる。

一つの仕事を長く続けていると、同じ業界の人、同じ職場の人とのつながりがどんどん濃くなっていく。

それはそれでいいのだろうけど、反比例して、他の業界の人、他の職種の人と出会うことが少なくなる。

それだと、やっぱり視野が狭くなっていくと思うんですよね。

自分が関わっている業界や職種とは異なる人と話すと、『発見』や『感心』がある――自分の知らない世界を、その人は知っているわけだから。

こんなこと、当たり前のことだと思うんですけど、『じゃあ、それ実践してる?』と聞かれたら、まだまだだと思うんですね。ボクは。

もっと積極的に他業種、なんなら全然興味が無い人と、もっと関わっていこう、と。たぶん、そういう人の話は、自分が知らないことばかりだから、「おもしろいに違いない」と思うんです。

業種や職種だけじゃない。

たとえば、年下とばかり話すんじゃなくて、年上の人とも関わる、とか。

そりゃ、いっしょにメシを食うってなったら、年下のほうが居心地いいですよ。気をつかわなくてすむし。

性別もそう。男友達とバカしてるほうが、楽ですよ。

でも、トークにせよ遊びにせよ、なんだか、『同じこと』を繰り返していないですか?

やっぱ、いかんですよねそれじゃ。日々に新鮮味がないし、昨日と今日が変わっていないような、つまり「成長」が感じられなくて、結句、酒におぼれちまいますよ、って。(ボクはそういうときがあった…)

人間関係を少しだけ変えてみる。

普段、話さないような人と話してみると、意外な発見や感動がそこにあるかもしれない。

飲み会に誘われたけど、「知らない人」ばかりだし行きたくない、よって「断る」。これ、簡単ですよ。断るのは簡単。

でも、そこに、その場に、たとえば他業種の人、他業界の人がいるって思うと、ちょっと足が向かないですか?

で、実際に行ってみる。

これ、「好奇心」じゃないですよ。もはや、「行動力」なんじゃないかと思います。


読む本や、見るテレビを変えてみる



ボクは小説が好きで、一時期、『小説以外は本じゃねぇ!!』なんて思っていたときがあった。他の本を、まったく読まなかったんですね。。。

でもね、その小説を書いている人、つまり、作家さんは、「小説だけを読んでいるわけじゃない」。

小説以外のいろんな本もちゃんと読んでいる。

小説以外の色々な知識、つまり、『総合力』でもって、一冊の小説を書き上げている。

「偏った知識じゃなく、幅広い知識がないと、いいものはつくれないんじゃないか?」――そのことに気づいていから、ボクは、小説以外も読むようになった(しぶしぶ読むようになった)。例えば、数学の本とか、経済の本とか、タレントのエッセイ本とか。

専門性も大事だけれども、いきすぎると、視野が狭くなる。これまでの『好み』から一旦離れてみて、興味がなかった分野に触れてみるのがいいんじゃないか。

テレビ番組だってそうだ。

「バラエティ番組ばかり見ている」、それはそれでかまわない。

でも、たまにはNHKも観てみる。月9のドラマなんかも観てみる。深夜にやってる、動物の映像とか、観てみる。

ひょっとしたら、時間の無駄に終わるかもしれない。

でも、ひょっとしたら、新たな発見があるかもしれない。

どうしても、『好み』のものばかり選んでしまう。ボクはいつだってそうだ。そのほうが居心地がいいし、楽しめることを知っているから。

でも、それじゃ栄養が偏ってしまう。バランスよく、いろいろなものを摂取したほうがいい。

本にせよ、テレビにせよ、「好みじゃないもの」「今まで興味がなかったもの」にも一度手を伸ばしてみよう。ボクはそう思う。


★★★

今回書いた内容は、“リベラルアーツ”とは、違うことかもしれない。でも、ボクのような凡人が、具体的に、日常で行えることって、こういうことなんじゃないかなぁって。

なんか…今日はマジメな内容でした…つまんねぇ、つまんねぇぞ。たまにはいいけども。

そんじゃあ先輩、よかったらまた来てください。

以上、@ryotaismでした。