仕事に「やりがい」や「生きがい」を求めないこと。

ask.fm/ryotaism

以前からやっているask.fm(ryotaism)に、質問が届きました。

“あなたにとって仕事とはなんですか。”

これはもう、“お金を稼ぐこと”じゃないでしょうか。そこをはずしてしまうと、趣味になってしまうというか。

「お金がなくても生きていけるのか。」――それはどうやら難しくて、まだまだ生きたい(あるいは、まだまだ死にたくない)、そのためにはお金が必要で、働かないといけない。

僕にとっては、仕事って、そういうものです。

そこまで大げさなもんじゃなくて、「生きていくためにはまぁ仕方ないよね」という感じです。

哲学者の中島義道という方がいて、彼の著書の中に、“人生を「半分」降りる”、という言葉があります。

“半隠遁”、ということなのですが、これを日常に落としこむと、

“生活していくためにお金は必要だから、「半分」はとりあえず働いておこう。そして残り「半分」は、ゆっくりじっくり、自分の好きなことをやろう。”

ということです。

この、“降りる”という表現には、「仕事をそこまで重大なものとして捉えない」というニュアンスがあります。

仕事に「やりがい」や「生きがい」を求めるとか、そんなふうに大きなものとして捉えない。

ボクは20代のとき、「働くこと」って、すごく大きなことだと考えていました。どういう仕事を自分はすべきなのか、とか、はたしてこれが私のやりたいことなのか、とか。就職とか仕事とか、すごく重大なことなんだって。

でも、難しく、深く考え過ぎなんですよね。そんなたいそうなもんじゃない。生活費を稼ぐもの、そんなもんでしょ、その程度のことでしょう、仕事って。

とりあえず「半分」は、仕事して、働いて、生活費を稼ぐ。で、残り「半分」、自分のやるべきことをやればいい。

――と、そんなふうに考えるようになってから、だいぶ気持ちが楽になりました。気軽に働けばいいんだ、と。

ボクにとっては、仕事ってそういうものです。そこまで重大なものとは考えていないけれど、生活費を稼ぐためには必要なことですから、働く。働きます。

以上です。参考になれば。

◆ ◆ ◆

20代のころ、中島義道さんの著書をかたっぱしから読んでいた時期がありました。

仕事観もそうですけど、とても面白い発想の方なので、興味ある方は読んでみてはいかがでしょうか。

ではまた。@ryotaismでした。



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