お月さまは、なぜ落ちないのか。
2016年9月24日 投稿:フクモリ
お月さまは、どうして落っこちないのだ。
お星さまや、お天とうさまと仲よくお手てをつないでいるからだ。
だから人間も、みんな、仲よく手をつながなければいけない。
それはわかる。
だがどうして貧乏人だけ手をつなごうと言うのだ。
どうして、金もちだけ、のけ者にするのだ。
金もちだって、人間ではないか。
金もちには不正な者が多い。
しかし、貧乏人だって、みんな善人とは限らない。
こんなふうに考えるのは、おれが金もちになりたいと思っているからかな。
最近読んだ、山本有三『路傍の石』の一文。
「だから何?」ってハナシですが、いや、なんとなく、いい文だなぁと思って載せてみた。
月が落ちないのは、星と手をつないでいるから。人間も、そんなふうにして、みなで手をとりあって生きていこう。支え合って、働こう。
これってとてもキレイな言い方、キレイな言い分なんですけど、キレイすぎてちょっと、うさん臭い。
世の中は、だれかが損をして、だれかが得をするようにできている。
33歳になった――思い描いたことは実現する!
2016年9月8日 投稿:フクモリ
先日、8月14日、33歳になった。
おいマジか、俺もう33になるのか。
もういい加減若くない。完全にこれは若くない。
「もうあとは死んでいくだけだなぁ」
年をとると、そんなことを思う。
「もうあとは死んでいくだけ」
『たかだが33歳で何を言ってやがるんだ』と言うかもしれないが、そう思ってしまうのだから、僕も参っている。
この先の人生、金持ちになることも、有名になることも、結婚することもないだろう。――今現在、そのような状況であるから、きっとこの先もそうだろうと思う。
『自分の未来ってのは、自分が思い描いた通りになる。
マイナスなことを想像すると、それが本当に実現してまう』
どこかの女がそんなことを言ってたけど、本当にそうだなぁと思う。
この先の人生、金持ちになることも、有名になることも、結婚することもない。僕がそう思っているから、きっとそうなるだろうと思う。
思い描いたことは実現する。
***
「そこそこの収入で、そこそこの人間関係で、まずまず生きていければ、とても幸せだ」
下手すりゃ、仕事を失い、借金を背負い、孤独に陥るかもしれないんだから。僕の性格上、その可能性はじゅうぶんにある。
普通に生きていける保証なんてどこにもない。
当たり前に普通に生きていけたなら、それはとても幸運なことです。
そういうふうに思うようにしています。
「もうあとは死んでいくだけ」、そういうことを考えていると、飛躍して、「もういっそのこと死んでやろうか」とか思うんですよね。どうせこの先、生きてても、いいことなんて無いだろう。あったとしても、些細なことだろう。
そんなふうに思ったりしないために「当たり前に普通に生きていけたなら、それはとても幸運なことだ」と思うようにしているとするなら、それはちょっと違いますよね。
思い描いたことは実現します。@ryotaism