軽鬱だったボクが、ほぼ全快した話。

よし。気合入れて書くよ、一気に書くよ。
少しは人のためになるような、そんな記事も書きたいんです。
偽善?そうかもしれないな。
まぁいいじゃないか、たまには。
軽鬱だったボクが、ほぼ全快した話。
『夏の駄駄』っていう小説を書いてね、
|
内容はボクがひきこもっていたときの話なんだけど、
そんとき、ちょっと鬱っぽかったんだよね。
すんごい深刻じゃないし、
「いますぐ病院いけ!」ってほどのもんじゃないんだけど、
たとえばさ、
- 24時間、やる気が起きない。すべてが億劫。
- 椅子に座ったが最後、 日が暮れるまでインターネット
- とりあえず、なぜか、死にたい
- 「このまま目覚めなければいいのに」と願ってから寝る
…とか、まぁ、そういう感じだったんですね。
「ああ~、こりゃちょっと鬱かも」って、当時は思ってた。
(友達がボクの家に来た時、自殺関連の本が山積みされているのを見て、「こいつ、やべぇな…」と思っていたらしい)
そんなボクだったんですが、
今現在は、正常にこころが作動している。
ほぼ全快したといっていい(いや、ほんとに)。
しかも、けっこうな短期間で回復した。
これは、ボクが自分でそう思い込んでいるだけじゃなくて、
当時、ひきこもっていた頃のボクを知っている友人がそう言っているんだ。
「なんか、元気になりましたね」「ハツラツとしていますね」と、先週言われた。
自分でもそう思う。
朝起きるのが、ちょっと爽やかな感じだったりする。
どうやってそうなったのかって、
ちょっと書いてみるよ。3つあるんだけどさ。
日光の力、なめたらあかん

よく言うようにね、
「太陽の力」って、すごいねってこと。
毎日ね、陽の光をあびようよ、ってことなんです。
日光の力って、やっぱ偉大だよ。精神を健全にするよ。
ボクは、今、警備員の仕事をやっている。アルバイトだけどね。給料安いけどね。毎日クレームくらってるけどね。
ろくすっぽ社会経験もないまま大人になってしまったから、
なかなか仕事が決まんなくてさ、
お金が底をつきて、地中をえぐって、マグマが噴き出るほどお金がなくて、
焦って、警備員のバイトに応募したんだ。
主に土木工事の通行止めとかやってて。
そっからだよね、
ほぼ毎日、朝から晩まで「日光の下にいる生活」が始まったのは。
劇的に変わったよ。
だって、ひきこもっていたときは、
外が絶対に見えないように、端から端までカーテンを閉めきってたからね。
カーテンも困っただろうね。
「もうちょい閉めたり開けたりしてよ…。ずっと固定やないっすか…」って。
部屋の中は、暗くてさ、一日中、パソコンの画面だけが光ってる状態で。
でさ、基本、座椅子にすわり続けていたから、腰が痛くなるから、
せめて読書のときはって、トイレの便座に座って読んでた。何時間も。
これまた、暗いよね。トイレの照明って、豆球だし。
しかも、トイレの外は、カーテンで閉めきった暗い部屋なわけでしょ?
「暗いフォルダ」の中にある「暗いファイル」みたいなもんだよ。
そんな、暗い毎日だったからね、
「一日中、日光の下で過ごす」って、そりゃあ劇的な変化だったわけ。
明るい!明るすぎるぜ!って。
あ、でさ、
ここでポイントになるのは、“一日中”ってことね。
「散歩」ぐらいは、ひきこもっていたボクだって少しはしていた。コンビニにメシを買いに行く程度だけどね。
でもその程度じゃあ、ちっとも「陽の恵み」を授かれんのよ。
一日中、朝から晩まで、それくらい『日光を浴びまくる』ってこと。
「鬱に日光が効果的」って話、やっぱ本当なんじゃないかなって思うよ。ボクの場合だけだったら申し訳ないけど…。
毎朝、同じ時間に起きる

もうひとつあってさ、
日光の力もそうなんだけど、
「毎朝、同じ時間に起きる」ってことね。
これもよく聞くけどさ、生活のリズムを、規則正しくするってこと。
「朝」ね、「夜」じゃなくて。
なんでかって、夜は日光ないから。
「毎朝、同じ時間に起きる?んなもん、当たり前じゃ!」って、正社員の方々は言うんだけどさ、
なかなかそうもいかないんだよ。
体を動かしていないから、体力がありあまっちゃって、
すぐに寝れないんだよね。ずっと目がさえている感じで。
仕事があれば疲れるし、いいんだけど、ないからね、仕事。
で、就活する気力もないし。
幸か不幸か、たまり続けるカードローンが、ボクの重い腰を動かすきっかけになったんだけど。
じゃあ、次、ラストね。
体を動かす

「運動」ってやつ。
警備員の仕事、職人さんほどではないにせよ、肉体労働で。
「立ちっぱなし」は当然だけど、適度に小走り、適度に重いものもったりして。
ひきこもっていたときはさ、
「体力?なにそれ?キーボード打つのに必要?」ってな具合でさ、
だから、ちょっとした運動でも、ボクはクタクタでさ。
家に帰ったらよく寝れるんだよな。しかも、すぐに。
「熟睡」ってさ、二つあると思うんだけど、
「寝不足のとき」と、「体が疲れているとき」。
前者、それ、あんまり良くないタイプの熟睡だよ。たぶん。
寝起きの気分が違うよ。そうじゃない?
「寝不足で熟睡」はさ、寝起きが不快だよ。ただひたすらに。
最初のほうでも書いたけどさ、
「このまま目が覚めなければいい」っていう状態だったから、
つまり、「朝の気分」がけっこう大事だったんだよね、ボクは。
あとね、運動をして、『汗をかく』って、やっぱ気持ちがいいものでさ。
「ダメなやつが一生懸命働いている」って感じがするじゃないすか?
そんな自分に酔ったりしてさ、
汗を滴らせて、「俺は更生するんだ!」とか思ったりしてさ。
まぁ、悪い気分じゃないよね。
どっちかっていうと、すがすがしい。
まとめ
まとめるとね、つか、3つしかないんだけど、
- 一日中、日光を浴びる生活
- 毎朝、同じ時間に起きる
- 体を動かす
ボクの場合は、これで、ほぼ全快した。たぶん。
もちろんさ、完全に治ったわけじゃないよ。
こころの奥底ではさ、いまだに、ちょっと「死への願望」とかあるよ。
でも、それを「客観的」に見つめられる、そんな余裕があるっていうかさ。
***
じゃあ、長くなったし、このへんで。
誰かの、なんかの参考になったらいいよ。
またブログで会いましょう。
|
|
