埼京線の満員電車に乗ってて思ったこと

さいきん、池袋に行くことがあって。
さいたまから電車で向かうんだけど、
ご存知のとおり、「満員電車」でさ、
ぎゅうぎゅうの、すし詰め状態。圧迫、あっぱく。
ドア付近で赤ん坊が泣いてたりするんだよ。
なんかさ、
「こりゃ異常だ。こんなの普通じゃない」って、あらためて思ったんだけど、
でも、そんとき、「んー…」って考えることがあって。
ちょっと、それについて今日は書いてみるわ。
満員電車
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赤羽(あかばね)ってとこでね、
なんか、電車が遅延してたとかで。
で、ようやく電車が到着したんだけど、
ホームにできた長蛇の列が、いっきに乗り込むわけさ。
ただでさえ電車が遅れてるし、
待ちくたびれたボクらは、「この電車になにがなんでも乗り込んでやるぜ」って。
で、満員になって。
かかとを浮かして、吊革に必死に手を伸ばして。
前後左右から圧迫。
「あー、苦しいよー」とか思って。
それで、「なんでこんなことなってんだ」って。
「おかしいぜ、こんなの」って。
そうやって、ストレスを感じて。
でも、そんときに思ったんだよね。
「ボクよりイラッとしているのは、ボクよりストレスを感じているのは、『現地の人』なんじゃないか」って。
地方の人

ボクはさ、三重県ってとこの生まれで、いまは、埼玉に住んでいる。
同じような人、つまり、「地方から首都圏にきた人」が、たくさんいると思うんだ。
そりゃね、電車も定員オーバーになるって。
で、もし、ボクが現地の人、
たとえば埼玉生まれ埼玉育ち、
あるいは東京生まれの東京育ちの人間だったら、
「なんでこんねん地方から人が来るんだよ…」って、そう思っちゃうだろうなって。
地方から来てるボクが、「満員電車にイラッとする」のは、なんつーか、おかしいなって思ったよ。お門違いっていうかさ。
部外者っちゃ、部外者だからね。。。
ちょっと申し訳ないキモチになったんだよな。現地の人に。
たとえばさ、
「自分の住んでいるとこが首都になりましたー」ってなって、
東京の人が何万人も、こっちに大移動してきて、
いつも乗ってる、空いてる電車が、次の日からすんげぇ満員になったらイヤでしょ。
「こっち来んなよ…」って思わないっすか。ヤだよねえ。
東京・埼玉の人は、生まれたときから、こういう満員の状況だから、もうこれが普通だと思ってるのかもしれない。
「内側」の人は気付きにくいよね。
「外側」の人間だけが気付くことができ、気付くべきなんじゃなかろうかね。。。んー。
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首都圏に会社が集中してて、
そこに人が集まるのは、仕方ない部分もあるんだろうけど、ちょっと反省したな。
「なんか、スマンことしてるな」ってことと、
「オレがイラッとするのはおかくねぇか」って、まぁそういう話。