内定辞退という事態がなぜ起こるか?

内定辞退。
就活をしてて、内定をもらった後に断ること、ですね。
企業側からしたら、迷惑だよね。
「てめぇ!じゃあ何で面接に来たんだよ!?
つーか、面接んとき『がんばります』って言ってたじゃねぇかよ!」
…ということでね、人事もお怒りなわけですが、
内定辞退は、礼儀上あまりよろしくないですよって。
そりゃそうだよね。
言ってみりゃ、
「内定辞退」なんていうのは、イージーなミス、
だれもがわかる「やっちゃいけないこと」、だよね。
じゃあさ、
なんでこんな簡単なミスをおかしちゃうんだろう?
就活してる人も、そこまで馬鹿じゃないと思うんだけど…。
内定辞退という事態がなぜ起こってしまうのか
ボクには、内定辞退という失礼と失態をおかしてきた過去がある。
そんな経験者としてね、ボクの場合を書いてみる。
そしてきっとボクだけじゃないよ、うん。
3つあるんだよ。たぶん。
- 一社に絞って就活していない
- 「断れる」という余裕がある
- 「とにかくどこかに応募しなきゃ」という焦燥
どういうことか、順に書いていくよ。
(今回いちばん書きたいのは3番目のやつだよ)

1.一社に絞って就活していない
まぁ、当然だよね。
いくつか並行して、会社に応募する。
そのなかで、一番いきたい会社にいきたいわけで、
二番目にいきたい会社から内定もらっても、そこを断ることはある。
さらに、二社の合否連絡が近い場合だとさ、「内定辞退」という辞退も起きるよな。
・・・いや、チョット待て。
「どうしても避けられなかった?」
「最終面接の前に、深く判断してなかったんじゃない?」
とかとかね、そんな意見もあるだろうよ。
…まぁ、たしかにね。
そこで、次にいくね。
2.「断れる」という余裕がある
「まぁ、最悪、断れるしな」という、余裕があるんだよな。
ダメなやつだねえ…そんなふうに考えるやつは。まったく。
でも、まぁ、
内定を辞退したところで、別にマイナスにはならない、
つまり、「内定はタダ」というような意識があるんだね。
「タダならもらっとけ。もらって損はない」っていう意識だね。
うん、あまりよくないよね。
こういう考え方はさ、礼儀を知らないというか、優しさがないというか。
でも、まぁ、これだけじゃないんだよね。
3.「とにかくどこかに応募しなきゃ」という焦燥
自分がどの会社に行きたいか、よくわかりません。
たくさんの会社がありすぎて、よくわかりません。
そんなこといってても仕方ありません。
どこかで働かなければなりません。
とりあえず、応募しなきゃ何も始まりません。
ということで、、、
「まずはどこかに応募してみよう!
とりあえず、なんとなくいいと思った会社!
とりあえず、応募してみよう!」
そんな感じで、
書類送って、
面接受けて、
内定もらって、
「あれ?でもやっぱあんまり行きたくねぇ…」となって、
はい、内定辞退。
これだよね、たぶん。
「内定辞退」の理由として、これ、けっこう多いと思うよ。ボクはそう思うよ。
これはね、「礼儀がなってない」とか、そういうのより、
たんなる怠惰で、
「真剣に考えてなかった」というやつだよ。
就活に真剣になるって、しんどいんだよ。
これはね、「自分の人生について真剣に考える」、というのに似ている。
それってやっぱ、面倒で、しんどいわけさ。
そうだな、たとえば、「企業分析」とか、した?
真剣ならするでしょう。
真剣じゃないから、「志望理由」もあいまいで。
これ、なんでこうなるかってね、
根本の話だよ、きっと。
根本。つまり、
「自分が何をやりたいかわからない」
「働く意味がわからない」
このへんが、あいまいで、あやふやで、もやもやだから、
テキトーに会社を選んで、応募してしまうんだ。
で、内定辞退、、、と。
***
「内定辞退という事態」、できれば避けたいよね、双方にとってもさ。
なにかの参考になったらいいよ。
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