音楽のスキマ!


第十四回『宇宙人からみた地球人の音楽』




【キーワード】:宇宙人が来たら音楽はなくなるか/既存芸術の駆逐/ヒトと動物と植物­と音楽/人間ではなくなったら音楽はなくなるか?/欲求と肉体/シンメトリーとリズム­/クラシックと一定リズム/メトロノーム教育



宇宙人は“ニンゲン”?


「音楽」が生活の必需品であるかといったらそうじゃない。

けれども、「ニンゲン」の必需品であるかといえば、そうかもしれない。

それは音楽が、ニンゲンの「精神」だけではなく、「肉体」の欲求にも応えるものだからだ。

(関連記事:「肉体肉」について精神と肉体と外界


リズムを聴いて「身体が勝手に動く」、ということがある。

ワタシの動物的な本能の部分に、リズムは訴えかける。肉体がリズムに呼応する。

動物とニンゲンは、その精神は大きく異なるが、肉体に関しては類似する点が多い。そもそもニンゲンも「動物」である。

動物的な肉体を所有する時点で、音楽(リズム)は求められるだろう。

しかし、精神、言語、クリエイティブな思考などによって、創られる音楽、求められる音楽の質は変わってくる。

ゆえに、ニンゲンと動物の音楽は異なる。肉体は似通っていても、精神が異なるからだ。


宇宙人は地球人の音楽はどのようにみるか。

宇宙人が“ニンゲン寄り”、あるいは“動物寄り”の生物なのか、それに依るところが大きい。



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