「読書が苦手」という人なんているのだろうか?
「本を読むのが苦手なんだよね」って、
そういう人、いないと思ってます、ボク。
うん、苦手な人の、苦手な理由は次の2つだよね。
- 好きな本がない
- 活字が苦手
好きな本がない
キミはさ、音楽が好きじゃん?
でもさ、苦手な音楽もあるよね?
HIP-HOPやクラシックはそんなに好きじゃないとかさ。でもロックは大好き、とかさ。
これ、なんでかって、音楽って、いっぱい種類があるからなんだね。
好きな音楽と苦手な音楽ができてしまうほど、音楽はたくさんある。
「それと同じだよ」って。
本もね、たくさん種類があるんだ。
エッセイ本、ビジネス書、絵本、伝記、小説の中にもSFや私小説やら、、、
とにかく、たくさんの種類、幅広いジャンルがあるんだよ。
その中で、てか、こんだけ種類があるんだから、
「好きな本がない」なんつーことは、ないと思うんだよ。
たくさんある本の中に、どれか一つ、自分に合った、自分の好きな本はあるんだよ。これだけ種類があるんだから。
「んなもん無い」って、その確率、けっこう低いよ。
探せば、好きな本と巡り合える確率のほうが高いよ。
活字が苦手
「活字が苦手」「国語力がない」「ムズカシイ」とかね、
「だから苦手なんです」っていう。
これも、どうだろう。
「あなたの読解能力にあわせた本」っていうのが、世の中にはあるって、そう思うんだよ。
「文章を読むのが苦手な人」でも読める本はある。
そうしなきゃ、本って売れないから。
それぞれの読解能力にあわせた本がある。
小学生が楽しめる本ってあるよね?
大学の先生が楽しめる本もあるよね?
年齡や国語力によって、読解能力はちがうのは当然。
それぞれの読解力にあわせた本があって、
活字が苦手っていう人でも読める本はあるんだよ。
なんでかって、「一種類の本」しかなかったら、「一種類の人」にしか本は売れないから
むずかしいのから、かんたんなものまで、いろいろある。
本はそうやって、いろいろなものがあることで、いろいろな人に買ってもらえるようになっているんだ。
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以上の理由で、「読書が苦手」なんてことは、まぁないんじゃないかって。
簡潔にいうとさ、
「気づいていないだけ」「本と出会っていないだけ」
ということなんじゃないかって。
あ、関係ないけど、最後に、ちょっとひとつだけ。
時間がない
「読む時間がない」という人がいて。
ぜんぜんいいんだけどさ。ちょっと気になって。
っていうのも、「時間がない」という言葉はないから。
時間が『ない』って、『ある』じゃん?
『時間がない』という言葉は存在しないんだよ。
魔法使いがいてさ、消せる? 時間を消せますか?
消せないよね。魔法使いでも「時間」は消せないんだ。
時間は「モノ」じゃないから。
時間は消せないし、無くならない。
時間は「あるもの」。
「仕事で忙しいんだよねー」って、
仕事をしている時、「その仕事をしている時間」はあるよね?
つまり、時間はある。
「時間がない」という言葉は存在しないんだよ。どんだけ忙しくても。
本なんて読まなくてもいい。
ただ、「時間がない」という言葉を使って、「だから本を読まないんだよねー」と言うのは、変な話。
「時間が無い」なんて、無いから。
じゃ、そういうことで。
