るろうに剣心の映画をみた、いまさら。
「いまさらかよッ!」と、ツッコまれそうですが…
おもしろいという噂を以前からきいていたので、みてみました。
映画『るろうに剣心』。
佐藤健さんがでてるやつです。
監督は、「龍馬伝」「ハゲタカ」の大友啓史監督です。
2014年夏には、第2作『るろうに剣心 京都大火編』、第3作『るろうに剣心 伝説の最後編』が前後編2部作として連続公開されるそうです。
『20世紀少年』みたいな感じだね。
映画『るろうに剣心』
いうまでもなく、漫画『るろうに剣心』が原作です。
漫画の実写化というと、失敗に終わることが多いけど、
これはなかなか評判がいいです。
緋村剣心を佐藤健さん、神谷薫を武井咲さんが演じています。
「大丈夫か、武井咲で」というザワザワ感はありますが、
個人的にはよかったです。
『愛と誠』のときのように、ちょっと脳天気な平和主義で。
感想
原作漫画は高校時代に全巻読みました。
志々雄真が好きで、たいそうハマりました。
さて、実写映画ですが、最後まで楽しんでみることができました。
評判通り、おもしろかったです。
特別、深い感情や考えさせるものはありませんでしたが、娯楽アクション映画としてはたいへん満足できるものでした。
とりわけ、佐藤健さんの剣戟シーンは、やたら動きが早くてよかったです。
ちょっとネタバレですが、「殺してやるからかかって来い」はシビレたね。
狂気的な感じの一瞬を、うまく佐藤健さんがだせていたように思います。
あと、音。音が迫力あってよかったなぁ。
香川照之さんが、回転式機関砲をぶっ放すとことか、迫力ありました。
『半沢直樹』のときもそうだったけど、香川照之さんは単調じゃない、個性、アドリブが効いてて、顔と声の表情がほんと豊かですね。見事に、悪そ~なやつでした。
左之助役は青木崇高という方なのですが、正直、ボクはこの人を知らなかった。演技はとても素晴らしかったです。
綾野剛さん、蒼井優さん、江口洋介さんなど、豪華な顔ぶれの中で、「なんで左之助役がこの方なんだろう?」と思ったのですが、剣心(佐藤健)を際立たせるために、このような配役になったのかもしれません。そしてそれが結果的にうまくいっている。
漫画との違いはたくさんあるけど、あんまり気にならなかった。
一言でいっちゃうと、「最後まで飽きさせない演出で楽しませてくれる映画」、でした。
来年の夏には第二作、三作が公開されるし、一度みてみてはどうでしょう。
次作では志々雄真(藤原竜也)や、瀬田宗次郎(神木隆之介)も登場するようで、楽しみですね。
それでは。
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