先月1月に読んだ本は以下6冊。



なかんずく、ガチで読んでよかった本を挙げます。




「ガチで読んでよかった」と思った本(1月)



『蒲団・重右衛門の最後』



Kindle書籍を購入後、文庫本のほうも買いました。

電子書籍と文庫本、両方買ってしまうほど、手元に置いておきたい作品でした。

自然主義文学、私小説。

『蒲団』は氏の代表作であり、知名度の高い作品ですが、僕個人としては『重右衛門の最後』のほうが好きです。

自分が主人公になるのではなく、主人公を“客観視点で眺めている”

これって、『蒲団』とは逆の構造になっていて、両作を比較して読むと面白いです。

本作は、「しゃべることはあるか?」のほうで感想を述べました。(▶ 田山花袋『蒲団・重右衛門の最後』を読んで - しゃべることはあるか?



『一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法』



今年は手帳を買おうと思って。

でも全然知識がないものですから、まずはこちらを読んで、「どういったものを買うか」「どのように利用するか」の参考としました。

「手帳はカレンダーに予定を書き込むだけ」と思っていた自分はなんと無知だったろう。お恥ずかしい。

そうではなく、目標やToDoリスト、新聞のスクラップ、感銘を受けた言葉などを書き込み、何度も見返すことによって、行動を実現させるツール。

そういったノウハウが書かれていて、大変参考になりました。

“手帳は、仕事や時間を管理するためだけのものではな い。 夢や、人生をマネジメントするものだ。”

手帳を利用している人は、読んでみて損はないと思います。おすすめです。

手帳に関しても、動画でしゃべりました。(▶ システム手帳とは? - しゃべることはあるか?)



『夢をかなえるゾウ』



200万部を突破したベストセラー。

発売時、本屋で立ち読みをしたことがあるのですが、Kindleオーナーライブラリーにて公開されていたので、購入しました。

さすが人気作、読みやすく、おもしろかったです。

小説風に書かれているので、主人公とともに成長していくような感覚がありました。(そういえば先日、こんなニュースがありましたね。人は小説を読むことで、脳に長期的な影響を与えることが判明(米研究)

ガネーシャは自信満々にこう言います。

「今からワシが出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――」。


主人公とガネーシャの漫才のような掛け合いにより、最後まで飽きさせない作りとなっています。

一般的な自己啓発書よりもリラックスして読むことができ、レビュー評価の高さも納得がいきました。



この世でいちばん大事な「カネ」の話



こちらもKindleストアにて購入。

“お金は汚いもの”、そんな漠然とした倫理観をもっている人は読んでみるといいかと思います。

お金の素晴らしさではなく、「お金がないとこうなるよね?」「お金があるとこうなるよ?」ということが書かれています。

“「やりたいことがわからない」、その問いに向き合うためには「カネ」という視点を持つのが、いちばん、シンプルに見えてくるものがあるんじゃないか。”

“「どうしたら夢がかなうか?」って考えると、ぜんぶを諦めてしまいそうになるけど、そうじゃなくって「どうしたらそれで稼げるか?」って考えてみてごらん。 そうすると、必ず、次の一手が見えてくるものなんだよ。”


本作の印象に残った箇所は、ブログでまとめましたので、一度ご覧ください。(この世でいちばん大事な「カネ」の話:読書感想


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2月も色々と本を読みたいのですが、少々時間が足りない。

仕事の合間に、Kindleをうまく活用していきたいと思います。

以上、@ryotaismでした。