三島 ゆかり 26g×10個

感謝をしたい。この場をかりて感謝をしたい。

俺の中で最強のふりかけ――『三島のゆかり』


有名なので、食したことやスーパーで見かけたことがある人も多いだろう。

俺は毎朝、卵かけごはんに「ゆかり」を混ぜて食べている。

「三島のゆかり」だけは欠かさないよう、食卓に常備している。

好きだ、好きなんだよ。毎日毎朝、食べているはずなのに、未だに飽きない。

いつ食べても、平均点以上の「旨さ」をたたきだす。なんだ、一体なんなんだよ、こいつのポテンシャルは?

ふいに、感謝したくなった。

俺はパソコンの前に座った。

「思いを、文にして打ち込むしかねぇ」



俺と「三島のゆかり」との出会い



――初めて出会ったのは今から1年前だ。

当時、俺は土木警備の仕事をしていた。

夏場は大量の汗をかいた。

熱中症にならないよう、水分補給と塩分摂取をする必要があった。

昼飯の時間、俺は公園のベンチで握り飯を食った。

「三島のゆかり」を混ぜた握り飯だ。

金欠により、100円も惜しかった当時、少量で何杯も白飯を食えるようなおかずは貴重だった。

そんな折、スーパーで見つけたのが「三島のゆかり」だった。

少しかけるだけでよい。

やや塩気の強い「ゆかり」は、一袋あるだけで、何杯もの白飯を食うことを可能にした。

しかも、なぜか味に飽きがこない。

その理由は、"風味"にある。香りが素晴らしいのだ。

早朝、俺は炊いた白飯に「ゆかり」をかけて、サランラップで包む。

そのときの風味が、昼時になっても残っているのだ。

こいつはすげぇと思った。

さらに、飯に混ざったゆかりは、照れた頬のように、ほのかに赤く広がって、食欲をそそる。

味覚だけではなく、嗅覚や視覚にもやさしいのだ。

といっても、主原料は「赤しそと塩」のみのシンプルなものである。

食材の旨味を最大に活かすために、さぞ、製造過程において苦心されているに違いない。脱帽だ、感服だ。


いまとなっては、「三島のゆかり」の良さについて、このように客観的にしゃべれる。

しかし、当時は、一言こぼすだけだった。

俺は公園のベンチで、自分の将来について考えることが多かった。

「この先、どうやって生きていこう?」
「自分のやりたいことって一体何なんだろう?」

残念ながら、いまだにその答えはでない。

俺は公園に植えられたケヤキを見上げていた。

枝葉が揺れ、陽の光と空のブルーが、ちらちらと目に入った。

握り飯を一口ほおばった。

「ああ、なんだこれ、うまいな」

言葉が、こぼれた。

「きっと、ここから何度でも、始められる」

飯がうまいと思えるうちは何度でもやり直せる――。



「三島のゆかり」、その良さ。



ひとまず、ここまで述べた「三島のゆかり」の良さをまとめてみる。

  • 一袋購入するだけで何杯も白飯が食える、コスパの高いふりかけ
  • 香りや彩りなど、嗅覚・視覚にもやさしい
  • 食材そのものの旨味がでており、飽きのこない“シンプルな旨さ”

また、「三島のゆかり」を利用したレシピは幾多も存在する。

「ご飯にかける」だけじゃない。汎用性の高さ、ここだけは"見失うな"。

スパゲティに加えるといった王道はもちろん、あらゆる添え物の調味料として活用ができることを忘れてはならない。

三島食品様がクックパッドに幾多のレシピを公開しているので、ぜひとも参考にしてほしい。


(ちなみに私は、ゆでたうどんに、生卵とめんつゆをかけ、そこに「ゆかり」をふりかけて食べることがある。)


尚、「三島のゆかり」には様々なバリエーションがある。

梅入り、かつお入り、ごま入り、青菜入りなど。どれも興味深い。


詳しくは、三島食品様のホームページにのっているので、こちらもチェックしておきたい。


***


最後に。

俺の稚拙な文で、「三島のゆかり」の良さがどれほど伝わったか。

正直、自信はない。

……ともかく、ともかくだ。

俺の中ではNo.1ふりかけ、金メダル級。

ふりかけに迷った時は、こいつにしておけば間違いない。

以上、@ryotaismでした。