『明日やることノート』を始めてから生活が少し変わったぞ!
ドジでマヌケでズボラな私が、今年から始めたこと。
『明日やることノート』。
"明日やることを、前日の夜にノートに書き留めておく"
たったこれだけである。
いかにもバカが考えそうな、幼稚な作戦である。
が、『明日やることノート』、これがなかなかイイ。
まだ初めて3ヶ月程であるが、なかなか効果がある。
どういった“効果”が見込めるか。例えば、以下のようなこと。
- 意識を高く保てる
- すぐに作業に取り掛かれる
- 習慣や継続をつくる
- 効率よく計画的に一日を過ごせる
などなど、これら以外にも、いろいろとメリットはあるだろう。
「明日やることを前日に決めておいたほうがいい」、こんなもんは当たり前である。
しかし、それができていなかったのだから、よほど私は怠惰な人間である。
そんな私が、無計画に生きてきた半生を反省して、『明日やることノート』を始めた。
はっきりいって、めちゃめちゃ簡単である。
さらに、ズボラな人間であればあるほど、効果はすぐにあらわれる。
一週間も続ければ、この効果を体感できる。
具体的にどのようにして『明日やることノート』を行っているか書き留めておく。
どこぞの誰かの参考になればうれしい。
やればわかる。やってみればわかる。
『明日やることノート』の始め方とルール
始め方とルールについて、ポイントは以下。
- 前日の夜に書いておく(ノートに手書き)
- 「やること」を3つにしぼる
- 3つのうち1つは、「すぐに簡単にできるもの」
- 明日できないことは、できる日に記入しておく
- 達成できたかどうか簡単に反省する
では、ひとつひとつを具体的にみていこう。
前日の夜に書いておく(ノートに手書き)
パソコンで打つのはよろしくない。できればノートに手書きが良い。
なぜなら、“ノートに手書き”のほうが愛着をもてるからだ。
そして、愛着は『継続』につながる。
できれば毎日毎晩、何ヶ月も『明日やることノート』を続けるのがよい。
が、まずは一週間、"一週間だけ"続けてみよう。
一週間続けてみて、何も効果を感じないのなら、その時点でやめればいい。
事前準備としては、「A5ノート」「黒のボールペン」「赤ペン」「蛍光ペン」があればよい。すべて100円均一でそろえられる。
「やること」を3つにしぼる
私はバカで怠惰なんだ。
私が一日にできることなんて『3つまで』だ。
3つまでにしておく。欲張ってはいけない。
一日に3つもやるべきことできたなら上出来であるし、それを毎日続けられたなら、最終的には自然と大きな変化となっている。
もし4つ以上やりたいことがあっても、重要度の低いものを削り、3つにしぼる。
3つにしぼれたら、それをノートに書くわけだが、
1つの『やること』を、『1行』程度で書くようにする。
決して、詳細を書いて、長文にしないこと。できるだけシンプルにすること。
そうしなければ、途中で面倒になってやめてしまう。継続できなくなってしまう。
できるだけシンプルに、簡単にすることで、継続がしやすくなる。
メモ帳にメモをするような感覚でよい。
『明日やることノート』:書き方の手順
- まず、明日の日付を書く
- 『やること』を3つにしぼる
- 『やること』1つにつき『1行』程度にする
- 1ページに約3行で完成
※ノートに余白ができると思うが、大きな字で書き、もったいなくても"大胆に"使っていこう!
3つのうち1つは、「すぐに簡単にできるもの」
明日やること3つのうち、『すぐに簡単にできるもの』を1ついれておく。
例えば、「ゴミ出し」をするとか、「メールを返信する」とか、すぐに簡単にできるものを必ず1つだけ入れておく。
理由は、1つ目でつまづいたらもともこもないからだ。
1つ目の『やること』で時間かかってしまっては、残り2つに支障がでてくる。
ほぼ100%の確率で達成できるものが必要であり、まずはそれからとりかかる。
簡単なことから始めることで、一日のエンジンがかかる。いきなり大変なことから始めようとすると、面倒臭さを感じてしまって、なかなか始められない。
また、『すぐに簡単にできるもの』を1つでも遂げることで、小さな達成感がうまれる。それは、小さくとも確実に自信をあたえてくれる。
3つのうち、『すぐに簡単にできるもの』には、蛍光ペンをひっぱておく。"まずはこれからとりかかる"という目印として。
明日できないことは、できる日に記入しておく
例えば、『美容室に行く』など、休日にしかできないこともあるだろう。他には、食材を買いに行くなど。
明日やりたくても、明日できないことがある。
そういうときは、次回の休日に、その『やること』を記入しておく。
休日が3日後ならば、3ページ先に、その日の日付を書き、『やること』を書きとめておく。
これが意外と重要である。
『やること』を忘れないためのメモにもなるし、うまくいけば、『明日』だけではなく、『一週間』の見通しもたてられる。
達成できたかどうか簡単に反省する
『明日やることノート』を書く前に、その日の『やること』ができたかどうか反省する。
達成できたものには○、できなかったものに☓、少しだけできたなら△を、赤ペンで書く。
簡単な自己採点をおこなうだけでいい。
"深く"反省しなくてよい。なぜできなかったかなど、理由を考える必要もない。
これは『ほめるための反省』である。
大事なのは、1つでも達成できたなら、それを“ほめること”だ。
達成した1つが、先に述べた『すぐに簡単にできること』であってもかまわない。
何もできなかった1日よりも、何か1つでもできた今日をほめること。
小さなことであっても、その小さなことの積み重ねが山となる。
3つとも達成できないこともあるだろうが、それはすぐに忘れたほうがいい。「そんな日もある」と、運が悪かったというくらいに思えばいい。
最後に
以上が、私が行っている『明日やることノート』の概要だ。
私は今年からこれを始め、生活が少し変わった。
物事にとりかかるスピードが早くなった。
前日に『やること』を決めているから、すぐに取り掛かれる。だらだら過ごすことも、少しだけ減った。
1年なんてあっという間だ。
気を抜くと、すぐにだらだら過ごしてしまう。
自分の生活を、ある種、“ルール化”しないといけない。
私は芸術家や天才のように、直感的に生きていける人間ではない。
生粋の“怠け者”である。
姑息な真似をしてでも、人から「つまらない人生だ」と言われても、ルールをもうけて矯正していくことでしか私は変われない。そういう、どうしようもないヤツなのだ私は。
ちなみに私は、今回の『明日やることノート』と、さらに『4行日記』も書いている。下にリンクを貼っておいたので、よければコチラも参考にしてもらえれば。
以上、@ryotaismでした。
こちらの記事もどうぞ♪
