いや、すさまじいツールですよ、これは。

ご存知かと思いますが、Amazonにある商品って、価格がちょこちょこ変わる。値段が上がったり、下がったり。固定されていない。

これ、つまりどういうことかっていうと、

「値段が安い時に買ったほうがいい」、ということですね。

じゃあどうやって最安値を調べられるのか?

そのためには、これまでの価格変動・推移がわかればいい。そして、いちばん安かった時の価格がわかればいい。

その価格推移のグラフを、アマゾンの商品ページで表示してくれるのが、「Amazon Price Tracker」です。

これ、とんでもなく便利です。



Amazon Price Trackerの使い方



「Amazon Price Tracker」はchrome、firefoxの拡張機能です。

利用ブラウザに応じて、まずは追加してみましょう。無論、無料。



さて、試しに、最近人気のある「ASUS T100TA」を検索してみます。(タブレットでもノートPCとしても使える2in1モデル。今ならアマゾンで台数限定2,000円OFFのクーポンあり)



商品ページの中段あたりに、「価格推移のグラフ」が表示されているかと思います。


Price Trackerグラフ


横軸が「日付」、縦軸が「価格」です。

いわずもがな、グラフの最も下がっているところが、これまでの“最安値”ということです。

グラフにマウスポインタをあてると、その日付での価格が自動表示されます。

ちなみに、マーケットプレイスのグラフが邪魔で見づらいときは、非表示にできます。さらに、スパンを「三ヶ月」「一週間」「一日」「全期間」と、選ぶこともできます。


Price Trackerグラフ、カスタマイズ


他、「設定」項目から、グラフのデフォルト表示を変えることもできます。が、私は特にいじってません。



観測したい商品がある場合:「トラッキング機能」



で、続いて便利なのが、「この製品をトラッキング」です。

「ん~、まだ納得のいく価格じゃないなぁ。」という場合、

今後、価格を観測していきたい商品がある場合、たいへん便利です。

グラフ上にある「この製品をトラッキング」をクリックしてみましょう。


Price Trackerトラッキング機能


さて、“希望価格を設定し、達した時、「メール」「Twitter」「Facebook」のいずれかで通知してくれる”、という機能があるのですが、、、私はあまりこういう登録はしたくない

その場合でも大丈夫です。

メールやTwitter項目には未入力のまま、「トラッキング開始」ボタンを押してみましょう。

「keepa.com」のトラッキング概要ページで、観測したい商品を保存、閲覧、"まとめて"管理しておくことができます。

※ただし、継続して管理&保存する場合は、Keepa.comで「アカウント登録」が必要です。

メール通知などが苦手な方は、トラッキングページに定期的にアクセスするだけでも、価格の変動をチェックできます。

RSS通知機能もあるようなのですが、、、なぜかうまいこといきませんでした(´д⊂)

……ちなみに、「keepa.com」のページでは、アマゾンで作成している自身の「ほしいものリスト」をまとめてインポートして、トラッキングすることもできます。

※これまた、事前にアカウント登録し、ログインした状態で行ったほうが後々都合がいいです。


Keepa.comほしいものリストインポート
※自身の「Amazonほしいものリスト」を一度、公開設定にし、そしてURLをコピペ、貼り付けるという手順。非公開だとインポートされない。


また、「keepa.com」では、「毎日の値下げ」など、値下げ率の高い、お得商品を見つけることもできます。



具体的な話をしよう


ASUS T100TAグラフ

たとえば、今回のASUS T100TAですが、発売当初は44,800円、最安値は38,731円です。(2014/05/10現在)

その差、6,069円です。大きいですよね、これ。

が、冒頭で述べたように、価格は上がったり下がったりします。

最安値は4月前半の38,731円なのですが、4月後半から価格は再び上昇しています。

で、予測を立てます。

「今現在は4万円をオーバーしているけれど、過去に一度、価格が38,731円だったときがあるのだから、今後再び38,731円になるときが来るだろう」、「そのときが買い時じゃあないか」、と。

あるいは、「35,000円に値下がりするまで待ちたいなぁ」というスタンスでもいいかと思います。

いずれにせよ、価格が高いときに買うより、安いときに買いたいものです。


***

Price Tracker、めちゃめちゃ便利です。利用しない理由が見当たらない。

今までアマゾンを頻繁に利用していながら今まで知らなかった俺を、誰か強く罵ってくれ。

それでは。@ryotaismでした。