やる気を出す方法――テスト前なのに部屋の掃除をしてしまう?
どうも。どうでもいいブログです。
「こんなダメブログ、まだ続けてんのかよ?」って、そんなこと言うなよ。誰か助けてくれよ。
……さて、こんな経験はないだろうか?
“テストが近づくと、いつもはしたがらない部屋の掃除を、なぜだか急に始めてしまう”
よく聞くよね、こういうの。
これは一般的に、“現実逃避”だとか、テスト勉強を避けている罪悪感を紛らわす行動だとか、がんばっている感を得られる“すり替え行為”だとか、そんなふうに言われてます。心理学とかで。
「そんなこと知ってるわ。ちょっとでも賢いことを言ってイキりたいだけのクズ野郎だな、てめぇは。」
まぁちょっと、話を聞いてくれや。
“テストが近づくと、つい部屋の掃除をしてしまう”、そのときの、掃除にかける集中力って、すごくないですか?細かいところまで、めちゃめちゃキレイにするよね?一心不乱に。
その行為が現実逃避だろうがなんだろうが、今回はどうでもいいです。
普段は面倒臭いと思っている掃除を、なぜか完璧にこなせてしまう。
「それて、なかなか“価値”あるよね」、ということを今回は書きたいんだよ。たまにはボクの話も聞いてくださいよ、ねぇ先輩。
煮詰まったときは、すぐにやめる
煮詰まるとき、あるよね?
「やりたいこと」があるのだけど、「うまくいかない」とき。
実は最近、そんなことばかりで、途方にくれていたんだ。
「いったい、どうすりゃいいんだ?完全に煮詰まっているなぁ…」って。ため息ばかり。
そこで、さらに、いっそう、深く、長時間、考えこむ。
「ずっと考えていたら答えがでるんじゃないか?」って。
ところが、一向に事態は改善にむかわない。四六時中、考えても考えても、答えが出ない。
で、もう疲れたから、考えることを放棄した。
すると、一週間後、急に道が開けた。
「ああ、そうか、こうすりゃいいじゃないか」、と。
あれだけ考えても答えがでなかったのに、考えることをやめた途端、その答えが出た。
まぁ、これはよく言われることだ。
“煮詰まったら、休憩しろ。一回、忘れろ。いったん、課題から一歩下がれ。すると、答えがひらめくことがある。”
他には、“別のことをしているときや、ふとしたきっかけで、ひらめいたりする”、セレンディピティと言われてるものとか。(このへんの詳しいことは『思考の整理学』に書かれているので参考に)
ひとつのことを考え続けても、なかなか答えはでない。別のことをしているときや、忘れたときに、その解決策をひらめくことがある。煮詰まったときは、いったん、それを考えることをやめてみる、捨ててみる。そうすると、思考が整理され、道が開けることがある。
方向転換すると、思いの外はかどる
さて、話を冒頭にやつに戻す。
テストが近づくと、つい部屋の掃除を始めてしまう、その時の素晴らしき集中力について。
これにならって、今、悩んでいるなら、煮詰まっているなら、別のことをやってみる。
そうすると、火事場の馬鹿力的な、異常な力を発揮する。
今まで思い悩んでいたぶん、別のことをやり始めると、「瞬発力」がすごい。『進みたくても進めなかった焦燥感』が一気に解放されるから。
かりにそれが“現実逃避”であってもかまわない。“サクサク実行できる”、ということに意味がある。
ただし、その“別のこと”は、部屋の掃除のように、やらなければならないこと、やって価値あることでなければならない。そうでなければ、力を発揮しても意味がない。
部屋の掃除のように、重要で、やらなければならないのだけど、面倒なタスク。そういったものがあるならば、一度そちらに目を向け、思い切って方向転換してみる。
今、私が取り組んでいることは、ひとつだろうか?
もし複数あるならば、煮詰まっていることのみに縛られず、一旦そのことを完全に忘れ、別のことに取り組んでみる。遠回しにしていたことでもよい。
そうすると、思いの外、その行為がはかどる。テスト前の部屋の掃除がはかどるように。
これはスバラシイことだと思う。
遠回しにしていたことに急にやる気がでるのだ。「めんどくせぇなぁ」と思っていたことも、悩んでいたことと比べれば簡単であるし、現実逃避できる効果も手伝い、サクサクそれを進められる。
さらに、そういった別のことに取り組んでいるうち、先に思い悩んでいたことの答えが、ふいにひらめくことがある。これこそを、“ひらめき”と云う。
よし。まとめてみる。
どれだけ考えても答えが出ない、煮詰まっていることがあるならば、いったん忘れ、悩んでいることを捨て、思い切って別のことに取り組んでみる。思いの外、その作業ははかどる。さらにそうするうち、先の難問への“ひらめき”が生まれる。否、そうすることでしか“ひらめき”は生まれない。
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という、そんな話でした。
ふと今日思いつきたことを、忘れないうちにブログに書きとめておきました。
はたして、これがどれだけ有用で効果的なのかはわからないけど、いろんな本にもそう書いてあったし!なんとなくそんな気がするよ!
以上、かつてない嘘臭いブログ、@ryotaismでした。