禁煙方法|ボクの場合を書いてみる
タバコを吸わない人からすれば、どうでもいい話なんですけどね。
まずはじめに、ボクがどの程度の喫煙者であったか書いておこう。
喫煙歴は10年。一日平均1箱以上。休日になると2箱。
ちなみに、吸っていたタバコの銘柄は、『マイルドセブンのスーパーライト6ミリ』。
1ヶ月でだいたい1万5千~2万円、タバコに払っていた。
――といった感じの、平均的、中級程度の喫煙者でした。
心身ともに依存していたね、ほんとに。
ふつうに、禁煙が続いている。「あれだけ吸ってたのに、よく辞めれたね?」と言われるのだが、そんなにかっこよろしいものではなく、最後の一本を吸ったときは、妙に寂しく、悲しくなってしまって、職場の喫煙所で涙しそうになるという、全くもって醜態であった。
— 福森亮太 (@ryotaism) 2014, 12月 6
大好きだったもん、タバコ。自他ともに認める“愛煙家”だった。
そんなボクが、どのようにしてタバコをやめたか?
禁煙一ヶ月でこういったことを書くのは、やや勇気がいる。が、なぜか自信がある。もう二度と吸わないだろうという自信がある。だから書いてみようと思った。
以下、「ボクが実際にどうやってタバコを辞めたか?」、時系列順に書いていきます。
どこぞの誰かの参考になれば幸い。
1. まずは、期日を決める
ボクの場合、まず、『いつやめるか』を決めた。
「いつかやめよう」なんて思ってたら、いつまでたってもやめられないと思った。
『いつやめるか』、期日を具体的に決める。
ボク場合、10月31日でやめようと決めた。
つまり、「10月いっぱいでやめよう」と考えた。
10月24日とか、中途半端なの日はやめて、少しでも「区切りのいい日」を選んだほうがいいと思って、31日にした。
2. 友達を誘う
情けない話なんですが。。。
とてもじゃないけど、一人でやめられる自信がなかった。
なので、友達を誘った。「いっしょにタバコやめまい?10月いっぱいでやめない?」、と。
意外と、この話にのってくれる喫煙者は多い。というのも、だいたいの喫煙者は、「タバコやめたいなぁ~」と普段から思っているから。
友人を誘うことで、「やっぱり禁煙やめようかな」と気が変わるのを少しでも防ごうと思った。
(ちなみに、いっしょにやめようと誘った友人は、1週間ももたず禁煙に失敗した。が、それでもよい。その友人はたまたまやめられなかっただけである)
3. “最後の一本”を吸う場所と時間を決めておく
ボクの場合、10月31日は仕事があった。
なので、最後の一本は、「仕事終わりの23時」で、場所は「職場の喫煙所」になるだろうと、予想ができた。
そして、『ボクは10月31日の23時頃、職場の喫煙所で最後のタバコを吸うんだ』ということを、事前にイメージしておいた。
最後の一本を吸う「場所」と「時間」は決めておいたほうがいいと思う。
これは最初に述べた「期日を決めること」と似ている。漠然したイメージではなく、具体的にイメージすることで、実現性が高まる。
ボクの場合、『10月31日の23時頃、職場の喫煙所で吸うタバコが最後の一本となる』と、何度もイメージしていた。
4. ガム、アメ、グミを大量に買った
そんなこんなで、10月31日が来た。
最後の一本を職場の喫煙所で吸った。
さて、そのあと、どうしたか?
コンビニに突っ走った!
そして、「ガム」「アメ」「グミ」を大量に買った!!(具体的には千円分買った!)
『タバコを吸いたくなったら、ガムを大量に口にいれればいい!』という、強引なやり方で押し切ってやろうと思ったのだ。
一見、幼稚で、無茶苦茶なやり方である。
が、これが意外とうまくいった。
吸いたい気持ちをまぎらわせるために、ガムを一日1本以上、消費した。ガムを噛んでいない時間は、アメやグミを、エンドレスでほおばった。そうして、吸いたい気持ちを、強引に押し切った。ねじ伏せた。
とにかく、“ガムやアメを食いまくった”。
そうしているうち、体内からいくらかニコチンがぬけたのか、タバコを吸いたいという気持ちが少しずつ薄れていった。
向き不向きは当然あると思うが、ボクは、このやり方で、初期の吸いたい気持ちを抑えることができた。
5. タバコを連想させない環境
家にある灰皿やライターは、ぜんぶ捨てた。
カバンの中や、スーツのポケットなど、タバコに関するものは、見つけ次第、すぐに捨てた。
「タバコを連想させるものが身近にあるといけない」、と思ったからだ。
また、タバコを吸う友人とのご飯は、意識的に避けるようにした。
禁煙後、初めての休日、「だれかと飲みにいきたいなぁ」とボクは思っていた。友達Aと友達B、どちらを誘おうか?どちらも仲がいいのだけど、「友達Aはタバコを吸う、かたや友達Bはタバコを吸わない」、ということで、友達Bを誘った。
こんな具合に、最初のうちは、なるべくタバコを吸わない人と遊ぶようにした。
友達からの「一本だけ吸ってみる?」ほど危険なのものはない。まして酒が入っていたら、『自分の意思ではどうすることもできない』と思ったほうがいい。
つまり、そういう状況にならないようにするしかないのだ。いったん、そういう状況になったら、どうやっても避けられないから。
(ちなみに、タバコをやめて一ヶ月もすれば、喫煙者の友達と一対一で飲みに行っても我慢ができる。ニコチン依存がまだ強く残っている、最初の1~2週間が危険なのである)
★★★
と、経緯はだいたいこんな感じである。
最初のころは、やはり、吸いたいという強烈な衝動に襲われる。
が、そこは我慢である。ガムやアメを食いまくって我慢する。
そうすると、だんだんと吸いたくなくなってくる。
「あれ?意外とこのままやめれるかも」と思い始める。
しかし、そういうときこそ最も注意が必要。友達とお酒を飲みに行って、うっかり酔ってしまって、「一本だけ吸ってみよう」となったら終わりである、すべてが水の泡、再び喫煙者に戻る。禁煙は慣れてきたときこそ注意が必要で、油断は絶対に禁物。
――と、ボクの場合はだいたいこんな感じだ。
「どうやって禁煙したか?」、ほんとはもうちょっと細かく書きたいのだけど、それはまた別の機会にします。
じゃ、@ryotaismでした。
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