禁煙効果|1ヶ月でどんな変化が起きるか?
どうも。ちょっと久しぶりのブログになった。まぁいっか。
そんなことより年末だ。早いね、そして寒い。クリスマスはデートですか?幸せなことはいいことですよまったく。
ところで――。
ボク、タバコをやめたんです。
喫煙歴10年、一日平均1箱以上吸ってたボクですが、ついにやめました。
といっても、やめてまだ1ヶ月です。(え!
「たかが一ヶ月程度で『タバコやめました』とか、ふざけんじゃねぇぞ!!」という声が聞こえてきそうですが、、、まぁいいじゃない。かたいことはいいっこなしで。
それに、なんだか、「もう完全にやめれたなぁ」という感じなんですよ、ボク的に。
たかが煙草だが、友達よりも恋人よりも長い時間を共に過ごしたのは事実で、「これが最後の一本か」と思うと、瞬間的に、たくさんの思い出が走馬灯のように駆け巡った。そのとき、「ああ、これはまさに別れだ!」と思った。禁煙などという言葉ではない。別れ、あるいは卒業、そういった類のものだと。
— 福森亮太 (@ryotaism) 2014, 12月 6
これまで何度か禁煙したことはあったけど、そのたび、「なんとなく」だったんですよね。で、月日が経つと、ついつい吸っちゃう。
でも今回はちょっと違って、マジなんですよ。たかが一ヶ月だけど、「もう吸うことはねぇな」という感じが自分の中でハッキリとあって。(とか言いつつ、また吸い始めたら、「こいつはあてにならねぇ」と軽蔑してください)
さて、そんなボクの話はどうだっていい。どうだっていいんですよこんなバカは。
タバコをやめると、1ヶ月でどんな変化が起こるか?
タバコをやめて1ヶ月、どんな変化が自分に起こったか?
ちょっと書いてみるわ!
「味覚」の変化
よく聞きますよね。
タバコをやめたら、“食事がおいしくなった!”とか、“朝ごはんがうまい!”とか。
正直ね、バカにしてましたよ、こんな言葉。「都合よく言ってるだけでしょ?そういうこと、言いたいだけでしょ?」って。「タバコをやめたくらいで、味覚がそんなに変わるわけがないだろ」、と思ってたんです。
ところがね…いや、これね、やっぱり本当なんだよ…。なんか、すんませんでした。
ただ、厳密に言おう。
タバコをやめても、「おいしくなる」わけじゃない。「味覚が敏感になる」、ということなんだ。
甘いモノは、より甘く感じる。辛いものは、より辛くなる――というふうに、鈍感であった舌が敏感になるということ。
料理がおいしくなるというより、『何を食べても、全体的に、味が濃くなる、味が強くなる』、ということ。で、それがなんとなく、“おいしいように感じられる”、ということなんだ。
ちなみに、ボクの場合――、
タバコをやめて一番最初に感じた味覚の変化が、『カルピスを飲んだとき』だった。「え!?カルピスってこんなに味が濃かったっけ!?」って、ちょっと、びびりましたね。いやほんと。
他には、「缶コーヒー」。タバコを吸ってたときは、缶コーヒーなんて、“タバコのつまみ”みたいな感じで、味わって飲むものではなかった。どれを買っても同じ。でも、タバコを辞めて一ヶ月ほど経つと、缶コーヒーごとに味が違うことに気づいた。そして、妙に香りとかコクを感じるようになった。
あとは、「肉」ですね。たとえば、コンビニの唐揚げ棒。
唐揚げ棒、いままでは、そんなにおいしいと思わなかったんだけど、なんかね、食欲がわくんですよ。以前より、おいしく感じるようになったなぁ、うん。
「寝起き」がよくなる
これも、いろんなところで言われてることですけど。
具体的には、『5分』。
だいたい5分、起きるのが早くなった。布団から出るのが、5分早くなった。
たかが5分ですけど、これって、けっこう大きいですよ。
「朝の5分」って、「夜の5分」とはぜんぜん違うんですよね。その価値や意味が。
というのも、朝は、遅刻しないように時間に追われていたり、いろいろと準備をしないといけなかったりと、けっこうバタバタすることが多くて、たかが5分でも、“大きな5分”なんですよね。
なので、起きるのが5分早くなるだけで、かなり変わってくる。朝に余裕ができる。
あと、なぜか、体も軽いんですよ。以前のボクは、寝る直前までタバコを吸っていた。いわゆる、“寝タバコ”というやつで。
寝タバコ常習者、吸わなきゃ寝れない、寝れないときは一本吸う。そんなんだから、朝起きたときとか、めちゃめちゃ体がダルイんですよね。。。のども、ガラガラだし、悲惨。
そのときと比べると、体が少し軽くなった。だからこそ、布団からでるのも5分ほど早くなったのだろうと思う。
ちなみに、タバコをやめたときの変化としては、“味覚”よりも、“寝起き”のほうが先に感じた。個人差はあるのだろうけど、ボクの場合、タバコを辞めてわずか3~4日で、寝起きに変化が起きた。「お!なんかすげぇパッと起きれてる俺!」と感じた。
「人間関係」が少し変わる
さて、これこそが、ある意味、イチバン大きな変化といっていい。
付き合う人間が変わる。
タバコを吸ってた時はさ、たとえば仕事の休憩時間とか、喫煙所に行くじゃないですか、真っ先に。で、“喫煙仲間とだべる”のが習慣になる。
タバコをやめると、そういうのがなくなる。で、なくなるかわりに、タバコを吸わない連中と話をするようになる。
正直いうとね、タバコをやめてすぐは、ちょっと寂しかったですよ。。。喫煙仲間としゃべる時間が減ってしまうわけですから。また、タバコを吸わない人とそんなに話したこともないし、休憩ルームで、ちょっと存在が浮いてしまうという…。
でもそんなもんは、2週間くらいすれば慣れる。
そして、自然と、タバコを吸わない人との交流が増える。
つまり、人間関係が、少し、変わる。
これは新鮮だった。特に、若い子。最近の若い子って、あんまりタバコを吸わないじゃないですか。そういう子たちとの交流が増えるってのは、新鮮であると思う。
ちなみに、喫煙者との関係はどうなるか?疎遠になるのか?
正直さ、タバコをやめてすぐの頃は、たとえば飲み会とか、タバコ吸ってる人と同席になると、めちゃめちゃタバコを吸いたくなる。だから、あえて近寄らないようにしていた。
でも、今はぜんぜん平気だ。友達が目の前でタバコを吸ってても、別になんとも思わない。「吸いたきゃどうぞ」、という感じだ。幸か不幸か、以前はタバコを吸っていたので、「煙が苦手」というのはない。
となると、人間関係は広がったように思う。
“喫煙所での、喫煙仲間と過ごす濃密な時間”、これはたしかにある。
でも、そんなもんは、わずかなもの。びびたるもの。
タバコをやめたって、喫煙者と過ごす時間はある。さらに、これからは非喫煙者と過ごす時間もできたわけだから、付き合う人の幅は広がったように思う。
★★★
さて、ここまで書いておいてなんですけども。ちょっと内容にミスリードがあったかもしれない。
ボクはね、「タバコをやめるとこんなに良いことがあるよ」なんてことは言いたくないんですよ。そんなことを書きたかったわけじゃない。
「変化がある」、ということを書きたかった。タバコをやめると、なんらかの変化はあるんですよおそらく。ボクがそうであるように。
その変化が、本人にとって良いことなのかどうかは、これはまた全然別の話ですよ。先輩、
以上、@ryotaismでした。