「やめたい気持ち」はあっても「やめる理由」がないとやめられない
よし、書こう。ブログ、書こう。
今日一日の休みを無駄にしないためにも、一生懸命書こう。ブログしかやることがないなんて、とても恥ずかしいけれど、仕方がない。でもいいんだ、いいんだよ。
さて――。
さいきん、「タバコやめましたよ~」ということを無駄に発表してるボクですが、実は、これまでもね、何度か禁煙をこころみてるんですよ。でも、ことごとく失敗してきたんですね。
これ、なんでか? なんで失敗してきたか? 今ならわかるんです。
「やめたい気持ち」はあるけれど、「やめる理由」がなかったからなんですね。だから失敗するんです。
やめたいという気持ちはある、だから禁煙をこころみるのですが、「やめる理由」がない、ゆえに成功しない。続かないんです。
これね、この理論、他にもいろんな場面で通用すると思ったんですよ。
そういうことで、ブログ、書こう。※タバコの話は前半だけです。
「やめたい気持ち」+「やめたい理由」が必要
正直ね、喫煙者の大半が、タバコをやめたいと思ってるんですよ。
「やめたい」という気持ちはある。とても強く思っている。心から、タバコをやめたいと思っている。「やめたい」という気持ちは非常に強いんです。でも、気持ちが強いだけではやめられない。
やめたいという『量』ではなく、その『質』が重要なんです。
『量』は、消費すればなくなる。「やめたい」という『量』は非常に大きい、なので、勢いはある。「よし!タバコ、やめよう!」と思う。が、『量』は、消費すればなくなる。だから長続きしない。ひどい場合、2~3日でその『量』は無くなってしまう。
もちろん、気持ちの強さ、『量』は大事ですよ。それが勢いとなるし、そもそもそれがなくっちゃ、やめようとすら思わないわけですから。必須要素。
でもね、タバコをやめるっていうのは、【短距離走】じゃないんですよ。一生続く【長距離走】なんです。
「やめたい」という強い気持ちだけでは、『量』の大きさだけでは続けられない長距離走なんです。
『量』だけじゃダメなんです。減ったりしない、変わらない『質』がともなってないといかんわけです。
「じゃあ『質』ってなによ?」ってことですが、これが先ほどから書いている「やめる理由」のことです。「やめる理由」という『質』をともなっているか?
たとえば、ボクの場合、とある理由で「お金をためる必要」ができたんです。しかも、短期間でためなきゃなんない。で、タバコをやめることした。「何が何でもお金をためなければならない」という、「やめる理由」があった。
他には、禁煙成功例でよく聞くのが、体を壊して、それをきっかけにタバコをやめたというもの。これも、病気という「やめる理由」があるから、やめられたのですね。
「やめたい」という思いだけじゃなく、しっかりとした、明確な、「やめる理由」があるか?それがなくては、やめられない。気持ちだけじゃやめられんのです。
『量』だけじゃなく、その『質』を問わないといけない。
なかなか仕事がやめられない人
さて、本題ですが、これって、ほかの色々な場面でも通じると思うんですよ。
たとえば――いますよね、
なんかあったらすぐに、口癖のように「仕事やめたい~」って言ってる人。でも、なかなか辞めない人。あるいは、ついつい、長く仕事を続けてしまう人。
これも、同じですよ。
仕事を「辞めたい気持ち」はある。でも、辞められない、やめない。
なんでか?「辞めたい気持ち」はあっても、「辞める理由」がないから。
たぶん、本人は、けっこうマジで仕事を辞めたいと思ってるんです。なにか、きっかけさえあったら、すぐにでも辞めようと思っている。
ところが、そのきっかけがない。きっかけがないから、辞めたくても辞められない。このきっかけが、つまるところ、「やめる理由」なわけですね。
たとえば、友人から「いっしょに私の会社で働かない?」と誘われるとか、そういったきっかけ、「やめる理由」がなければ、仕事は辞められないのです。
「仕事を辞めたい、早く辞めたい」と思ってても、なかなか辞められないと悩んでいるなら、早急に「やめる理由」が必要で、気持ちだけではいつまでたっても仕事は辞められない――どれだけ辞めたくても。
「何かやりたい!」じゃなく「何をやるか?」で盛り上がりたい
これは、少し切り口を変えた話になりますが――。
この前ね、とある飲み会でね、あったんですよ、こういうことが。
「いっしょに何かやりたいねー!」「会社とかやりたいねー!」って。盛り上がってるんですよ。
よく見かけますよね、こういう光景。特に若者内で見受けられる。盛り上がるんですよ、たしかに、こういう話って。仲間で、夢や希望を語ることって、楽しいですよね。
でもね、ボク、そんとき、なんか急に冷めてしまったんですよ。なんかこれ、違うことないかって。
「何かをやりたい!」という強い気持ちは伝わる。でもね、中身がさっぱりないんですよ。「いっしょに会社やりたいねー!」って、「で?なんの会社をやるのか?」ということが具体的に語られない。前向きな気持ちだけが先行してて、それだけで盛り上がっちゃってる。
ボクはね、もうちょっと具体的な話をしたかった。「何かやりたいね!」じゃなく、「何をやるか」で盛り上がりたいんですよ。こんなボクみたいなやつがね、まったくあつかましい話ですが。
なんかね、、、むなしくなるんですよ、むちゃくちゃ。酒の酔いにまかせた、その場限りの盛り上がりじゃないか?こんなのって。
ちょっと話ズレたけど、これも、タバコの話のちょっとした応用だと思うんです――。
夢や希望をもとうとする「気持ち」はある、その『量』もすごいのだけど、でも、その『質』がともなっていない。具体的な「理由」といったものが無い、語られていない。となると、これ、禁煙と同じで、“叶わない、実現しない”と思うんです。
気持ちだけじゃダメ、『質』、具体性、理由が絶対に必要なんだと。
こういったことを、ボクは禁煙を通じて学んだように思う。「禁煙だけじゃなく、いろいろな場面で、これって同じことがいえるよな」って。「禁煙といっしょで、気持ちだけじゃダメだ」って。
★★★
以上です。ボク、休みの日に、なんでこんなブログを得意顔して書いてるんでしょうね。インターネットって、本当にコワイっすね。
ちょっとでもこの文章、先輩に伝わったでしょうか?「まだまだ熱量が足りない」、ボクもそう思います。
じゃあまた、@ryotaismでした。
