ask.fmをやっております。


ask.fmというのは、匿名質問サイトで。“何か質問あったらください”、というもの。

こういう質問が届きました。

“こんばんは。就活中なのですがやる気がいまいちでません。 喝を入れてください。”


……質問する相手、間違ってませんか?笑。


とはいえ、それなりに働いて生き延びてきた人間ですので、過去の経験をふまえてひとつ――。

就活のやる気って、なかなか起こりにくいものです。

まず、「就活サイト」についてです。

就活サイトとか見て、『業種・業界のカテゴリ』を見るのですが、その中に、特別、「やりたいことがない」
――ということがある。

で、何度も、業種・業界のカテゴリを見る。何度も見て、何度も探している時点で、「やりたいことが定まっていない自分」を自覚していくんですね。そして、業種・業界問わず、「仕事だったら何でもいいかな」、と思えてきてしまう。

「この中に、自分のやりたいことはない」と思えてくるのが、就活サイト。そして、どこかで妥協点をみつけて、申し込むのが就活サイト。また、ハローワークと違って、閉鎖的な作業ですし、刺激がなく、なかなかやる気が起こりにくい。

そもそも就活自体がかなり面倒なこと。

「落とされては申し込む作業」「申込の手続きがめんどくさい」「仕事を探すのが大変」「毎回、面接地がバラバラ」……もろもろのことを考えると、「就活にやる気が起こらない」のは自然なこと。なので、気にする必要なし。
「就活、めっちゃやる気ある!」という人なんて、めったにいないんじゃないか。

さて、本題ですが。

そんな、「やる気が起こらない状態」で、ボクが行った方法をいくつか。

友達といっしょに就活を行った


周りに、自分と同じように就活を行っている人がいないか? 探してみる。いるならば、いっしょにやる。

ボクは、よく、Skypeで連絡しながら、就活サイトをみながら、「ここ、申し込んでみる?」とか、笑いながらやってましたよ。

一人ではやる気が起こらなくても、二人なら、勢いで何社も申し込んだりできる。面接後の感想とかも報告しあったり。

なかなか楽しかったですよ、これは。

期限を決めて動く


といっても、「そんな人、周りにいない!」という人のほうが多いと思います。

となれば、重い腰を、自分でもちあげなければならない。

「やる気がある時もあれば、やる気がない時もある」というのが、そもそも「やる気」というものです。

けっこう、気まぐれなやつです。やる気ってやつは。

そいつを少しでも起こしてやる必要があって、その効果的な方法が、『期限を決めて動く』というもの。

ベタなやり方ですけど、これが一番効果的です。やっぱり。

例えば、「この一週間で必ずどこかに申し込む!」とか、決めておく。

その一週間は「やる気がある時もあれば、やる気がない時もある」。やる気がない時があってもいい。けど、今までと違うのは、いちおう期限があるので、一週間のうち、どこかでやる気が起こる可能性が高い。

「やる気がある時もあれば、やる気がない時もある」、どこかのタイミングで、やる気が起こればいいわけです。期限を決めると、その期限の内の“どこかで”やる気が起こる。

――という仕組みですね。

なんにせよ、期限を決めておかないと、ずるずるいっちゃうことがあるんで。あって損はなし、です。

「よし、やる気、出そう!」と声にだす


なんだか、バカっぽいですが、、、意外にもバカにできない。

「よし、やる気、出そう!」と声にだすと、それでやる気が出たりする。

先ほども書きましたが、「やる気」というのは、けっこう気まぐれなやつで。案外、テキトーなやつです。

ちょっとのことで「やる気」はなくなる。たかが一社落ちたくらいで、シュンとしてしまう。でも言い換えれば、ちょっとのことで「やる気」はでるもの。たかが声を出したくらいで、でてくる。

そんなもんですから、まずは、いっちょ声にだしてみてはどうですかね。

履歴書を喫茶店や図書館で書く


家で書くより、外の空間で書いたほうが、ちょっとだけやる気がでる。

周囲に人がいる、その多少のにぎわいによって、自分が少し活性化する。

“外にでる”、これ、すごく大事です。散歩でも何でもいい。部屋にこもると、起こるはずのやる気も寝続けてしまう。

思い切って、サボって、友達と飲みに行く


パーッと、遊んでみる。これ、ボク、頻繁にやってましたね。

不埒なようですけども、「サボって飲みに行くだけで元気がでる」。この元気が、英気となって、「そろそろ私もがんばるかー」となる。また、周りの友達と話すことで、いろいろと感じる部分もあるから。

『働かないで、じゃあ、どうしますか?』という問い


振り返ってみて、ボクの場合は、「お金がないからがんばるしかない」というモチベーションが一番大きかった。逆に言えば、お金がなくなるまで、なかなか働かなかった。

『働かないで、じゃあ、どうしますか?』と問うたとき、どういう返事を自分がするか。

気軽に、そういう自問自答をしてみる。深刻じゃなくていい、気軽な気持ちで。

「この先、どうすっかな」

すると、「まぁ、じゃあ、とりあえずいっちょう就活すっか」となったり、あるいは、別の選択肢も生まれるかもしれません。


◆ ◆ ◆

以上、ざっと思いついたことを書き記してみました。

就活、大変だと思いますが、何かの参考になればと思います。

人によって様々ですが、就活の中には楽しめる部分もあると思います。そこは遠慮なく楽しんでいいと思います。

ではまた。@ryotaismでした。


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