“自分のことを好きになるにはどうすればいいか ”について。
以前からやっているask.fm(ryotaism)に、こういう質問が届きました。
ボクは自分のことが嫌いか好きかでいったら、好きなほうですね…。恥ずかしながら。
といっても、溺愛しているわけでもなく。「なんて俺はダメな人間なんだろう…」と落ち込んだり、自己嫌悪に陥ることはたびたびあります。
が、最終的にはそんなダメダメな自分を許してやる、というか、なんだかんだ、そんなダメな自分が好きというか。そうじゃないとやってられん、っていうのもありますね。自分のことが嫌いだと、しんどくなります。
“自分のことを好きなるのはどうすればいいか”。
そもそも、「自分のココが好き!」なんて、言うのもこっ恥ずかしい話です。
別に、好きになる必要はないと思うんですよ。
かといって、自分のことが嫌い、というのもそれはそれでしんどい。
バランスという意味で考えると、「好きでも嫌いでもない」、または、「自分のことが好きなときもあれば嫌いなときもある」、このあたりがちょうどいいのかもしれません。
好きになる必要はない、また、嫌いであってもいい――と思うのですが、ただ一点、避けたいと思うのは、『嫌いになりすぎること』、これだけは避けたいな、と。
自分のことが好きすぎるのも面倒ですが、自分のことが嫌いになりすぎるのは、もっと面倒な事態です。
自分に自信を持てなくなって、行動を起こせなくなります。これはもったいない、若いとなれば特にもったないと思います。
ちなみにですが――。参考までに。
とかなんとかボクは言ってますが、ボクは、中高時代は自分のことが嫌いでした。自分および自分の人生がイヤでたまらなかった。
そんなときに、初めて自分のことを「好きだ」と言ってくれる人が現れた。いわゆる初恋でした。
ボクはそのときに、うれしいのではなく、驚いた。
『こんな自分でも好きになってくれる人がいるんだ』、と。
ボクは自分のことが嫌いだったけれども、そんな嫌いな自分を好きだと言ってくれる人がいる。これには驚いたし、以来、ボクは少しずつ自分のことが好きになるようなった。
“自分のことを好きになる”、これ、自分独りでは、なかなか難しいと思うんです。さらに、“自分のことが嫌い”となれば、余計です。
自分ではない人、つまり他者から、好きだと言ってもらえたり、認められたり、褒められたり、きっと、そういう経験の中で、人は自分のことを少しずつ好きになっていくのではないかと思います。
自分だけで自分自身を判断しようとしない。そうではなくて、他者との関わりの中で、自分自身の見方が変わったりする、そして、自分を再評価をしていくのがいいんじゃないでしょうか。
でもこれはもちろん、逆のこともいえるわけで…。他者によって、自分のことが嫌いになることもある。(例えば、就職活動で何十社も連続で落とされると、自信がなくなるように。)
いずれにせよ、自分の目だけで等身大の自分は見えない。
他者によって、自分のことを好きになったり、嫌いになったり、ころころと変わる。なので、一方的に自分で自分のことを嫌いになる必要はないと思います。
で、自分を好きになるのは、人との出会いとか、そういう中で“好きになっていく”ものなので、あまり気にしても仕方ないのかな、と思います。
参考になれば。
以上、@ryotaismでした。
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