元気は人からもらうもの(相手は気づいていないけれど)
人間ですから、「元気がない」、ということはあります。
つい先ほどまで、2時間くらい真っ暗な部屋で落ち込んでおりました。
「いやいや、日中なんだからまだ明るいでしょ!?」って話なんですけど、カーテンを閉めっぱなしですから。
たまにあるんですよね。ズドンと落ちること。
「元気がない」ということは、誰しもあることで――。
気が付くと、時刻は18時。
「まいったなぁ」なんて思いながら、ふと、スマートフォンをいじくり、どこのだれかもしらない他人のTwitterをみていました。
なんだか、ちょっと元気がでました。
自分一人で元気を出すのは大変なこと
経験上、思います。
“自分一人で元気を出すのは相当に大変なことだ”
元気がないとき、「自分一人でがんばろう」と思っても、なかなか元気は出ないものです。
仕事でも何でもそうですが、自分一人でがんばるのはそもそも大変なこと――。
「自分一人で元気を出すのは大変なこと」、これだけは覚えておきましょう。
そして続いて覚えておくべきは、「元気は人からもらうもの」、ということ。
他人からチカラをもらえ
恥ずかしいことでもなんでもない。
他人からチカラをもらえばいいんです。元気をもらえばいい。
自分一人で元気を出そうとしたって、大変なだけです。
他人を観察しましょう。いや、“鑑賞”といってもいいです。
元気がないときは、他人を鑑賞する。
ただし、つまらないものを鑑賞したって、つまらないだけです。
世の中ってのは、広いです。“鑑賞していて面白い人間”、というのがいます。
たとえばどういう人か。
「がんばっている人間」。鑑賞していると、自分もがんばろうと思えてくる。さらに、そこに「苦労している」も付け加えられると、もっと勇気づけられる。
「俺もがんばらなきゃなぁ」なんて、Twitterで他人のつぶやきを見てて思ったんですね。単細胞ですよボクは。
で、思ったんです。
「でもあれだなぁ…たぶん、この人、ボクが元気づけられていることに気づいていないだろうな…」って。
人を勇気づけていることに気づいていない人
がんばっている人、苦労している人は、意外と気づいていない。
自分が他人を勇気づけたり、元気をあたえていることに。
それは余裕がないからなんですよ。がんばったり、苦労している最中だから、まわりをみる余裕がない。自分が人を勇気づけていること気づかない。
ボクはTwitterであまり人をフォローしないんですが、フォローしてくれた人のツイートはちょこちょこ見ています。
なんだか、元気をもらうことがあって。
「こいつ、苦しんでいるなぁ、がんばっているなぁ」って。
で、だいたいそういう人ってのは、成功していない人だったります。悩んだり、苦労している人。
たとえば、売れない音楽やってる人とか、「売れていないからダメだ」なんて思って四苦八苦しているかもしれない。
いや、いいんですよ。変な言い方ですけど、売れていないからいいんです。
“売れていなくて大変”、その姿が人を勇気づけているんです。
本人は非常に気づきにくいと思いますが(なぜなら売れていなくて大変だから)、一度、まわりをみてみるといいかもしれません。
自分が気付いていないだけで、意外と、だれかを元気づけていることがある。
悩んだり、苦しんだり……そういうのは避けたいけれども、
悩んだり、苦しんでいる自分の姿が、元気や勇気をあたえることがある――そう思えば、もう少し、粘れそうな気がするんですよ。そんな気がしませんかね。
◆ ◆ ◆
ボクの価値観を書いただけですが。
粘りましょう。ボクはそういう人に元気や勇気をもらって、ここまできたように思います。 ではまた、@ryotaismでした。
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