「やらなければならないこと」について。
以前、ブログでこんなことを書きました。
この考え方は今だに変わっていない、それどころかますます強くなる一方です。
やりたいことがたくさんある。あれもしたい、これもしたい。チャレンジしたいこと、試してみたいこと、たくさんある。
若いときは「やりたいことを片っ端からやってやろう!」などと思っていたし、いまだにその気持ちはある。
でも、「やりたいこと」と「やらなければならないこと」は違う。
いっぱいいっぱい憧れがあってさ、でもそのそんなの一個一個全部やってたら間に合わないってことに気づいたの。一生がいくら あっても間に合わない。— 宮本浩次bot (@miyajibot) 2014, 9月 20
というツイートもありますが。
「やりたいこと」と「やらなければならないこと」、どちらを優先しないといけないか。
「やりたいこと」に気を取られて「やらなければならないこと」を先延ばしにしてしまうことがある。好奇心が裏目にでているパターン。
「やりたいこと」を諦めるのは、断腸の思いで忍びない。そう簡単に諦められることではない。けれど、「やりたいこと」を諦めてまでも「やらなければならないこと」がある。あるんじゃないか、と思う。
「やらなければならないこと」って何?
以下、タスク管理の王道話なので、すでに知っている人もいると思いますが――。
「やりたいことや、やらなければならないことが、私には10個ほどある」。では、それらを次の領域に分けてみる。
- 緊急であり、且つ、重要である
- 重要だが緊急ではない
- 緊急だが重要ではない
- 緊急でも重要でもない
上記4つ、どれが私にとって一番大事か?
ご存知の方はいると思うが、これは2番、『重要だが緊急ではない』。これを大事にすべき。(と一般的に言われている。参考 ⇒ 7つの習慣)
ここまで書いてきた「やらなければならないこと」とは、まさにこのことで。
重要だと思っているが、緊急ではないので、先延ばしにしていること――これこそが、「やらなければならないこと」。
この「やらなければならないこと」を実行するためには何かを犠牲にしなければならない――と最近思う。
「やりたいこと」はたくさんある。けど、大事なのは「やらなければならないこと」。それを何より優先しないといけないな、と最近思う。歳をとればとるほど、そう思う。@ryotaism
関連記事:「やりたいこと」が「やらなければならないこと」を先延ばしにする
