先日、8月14日、33歳になった。

おいマジか、俺もう33になるのか。

もういい加減若くない。完全にこれは若くない。

「もうあとは死んでいくだけだなぁ」

年をとると、そんなことを思う。

「もうあとは死んでいくだけ」

『たかだが33歳で何を言ってやがるんだ』と言うかもしれないが、そう思ってしまうのだから、僕も参っている。

この先の人生、金持ちになることも、有名になることも、結婚することもないだろう。――今現在、そのような状況であるから、きっとこの先もそうだろうと思う。

『自分の未来ってのは、自分が思い描いた通りになる。
マイナスなことを想像すると、それが本当に実現してまう』

どこかの女がそんなことを言ってたけど、本当にそうだなぁと思う。

この先の人生、金持ちになることも、有名になることも、結婚することもない。僕がそう思っているから、きっとそうなるだろうと思う。

思い描いたことは実現する。

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「そこそこの収入で、そこそこの人間関係で、まずまず生きていければ、とても幸せだ」

下手すりゃ、仕事を失い、借金を背負い、孤独に陥るかもしれないんだから。僕の性格上、その可能性はじゅうぶんにある。

普通に生きていける保証なんてどこにもない。

当たり前に普通に生きていけたなら、それはとても幸運なことです。

そういうふうに思うようにしています。

「もうあとは死んでいくだけ」、そういうことを考えていると、飛躍して、「もういっそのこと死んでやろうか」とか思うんですよね。どうせこの先、生きてても、いいことなんて無いだろう。あったとしても、些細なことだろう。

そんなふうに思ったりしないために「当たり前に普通に生きていけたなら、それはとても幸運なことだ」と思うようにしているとするなら、それはちょっと違いますよね。

思い描いたことは実現します。@ryotaism